同じ時期に偶然同じ機種の掃除機を買った親友がいます。
「あの機種使いづらくない?全然ゴミとれないんだけど…」ということで、見せてもらいました。
すると、ゴミがいっぱいになった時にゴミ出す以外には手入れがされていない掃除機が出てきました。
スイッチを入れてみると、なんとも吸い込みの悪い音。
買ってから2年ほど経ち、一度も細部を掃除していない掃除機にはあらゆる場所に髪の毛やホコリが巻き付き、かわいそうな状態に。
私は月1回程度の頻度ではありますが、掃除機を分解して手入れをするのが楽しいので友人のその掃除機が不憫でなりませんでした。
家電にしてみれば、親ガチャならぬ、買い手ガチャです。
どんな人に買われるかで耐用年数、使いこなされ度、メンテナンスされる頻度はかなりばらつきがあると思います。
正しく使われないせいで評判を落としている家電はかなりあるのではと思いました。
もっと分解して掃除できるのに…掃除したい気持ちがムクムク。分解掃除をさせてもらうことに!
水洗いして24時間乾かし、組み立てする時間はないため、本格的に乾燥が必要なパーツはウェットティッシュで対応しました。
分解して掃除したら新品に近い見た目に戻り、吸引力も掃除前とは比べ物になりません。
また、(吸引力に関係なく)掃除がしづらいとのことが悩みとのこと。
普段の掃除の仕方を聞いて、アタッチメントは使っているか確認したところ、まったく使っていないことが判明しました。
クローゼットの奥から未使用のアタッチメントが5種類ほど出てきました。
布団用、小さめのヘッド、狭い部分を掃除するもの…
私も持っているアタッチメント。新品を見るのは久しぶりです。
「これ、なんで使わないの?」と聞くと、「付け替えるのがめんどくさいから」とのこと。
アタッチメント代も購入金額に含まれているのに、生かせていないのは勿体ない、
掃除機の機能も生かし切れていないことを力説し、一緒に分解掃除をしてからアタッチメントを付け替えて、適した場所を掃除してみました。
「すごい取れる~」とかなり喜んでいました。
吸引力の問題もありますが、アタッチメントを使いこなせていないのも大きな原因でした。
この一連の流れ、知り合ってすぐのママ友だったらやりすぎ、迷惑な人すぎる…でしょうが、30年来の親友なので、お互い遠慮のない楽しい関係ですのでご安心ください…。
掃除機の使い方、お手入れ方法を熱量高く親友にレクチャーしてきましたが…そもそも、なぜ家電を手入れするかというと、安全に、快適に使用し続けるためということに加え、私は、より愛着を持つためだと思っています。
ワンオペ育児の私にとって、家電は戦友なので、仲間なのです。
小さな子供がいると、ルンバさんでは到底追いつかないような速さで部屋が汚れていきます。
そいういう状況では、サッと取り出して掃除ができる掃除機は本当に頼りになるのです。
愛さずにはいられない掃除機。
友だちの家の掃除機ももっと愛着をもって扱ってもらえたらうれしいなぁと思います。
私が考える、掃除機使いこなしのポイント3つ
1.アタッチメントを使いこなす。
2.定期的にお手入れする。(取扱説明書通りの完全分解で)
3.掃除機を戦友として愛でる。
*画像はフリー素材を使用しています。