【出会いと感想】
図書館で見かけた本です。
タイトルを見て、手に取ってパラパラ・・・ちらっと見ただけでもすごい面白そう!と感じて借りてきました。
虫グルメクイズから始まり、世界の虫料理がタガメパフェ、サクラケムシのサクラ餅など、印象的な見た目のものがたくさん見られます。
中でも印象的だったのは、おいしい虫トップ5!
1位は私たちの周りにいる虫で驚きました。
幼虫も成虫も抜け殻もおいしいそうです。
くせの強い虫1位も同じく日本の夏に見られる虫でした。
カブトムシは土臭いらしいです。
カブトムシはくせがあって食べるのは難しそうですが、クワガタはおいしいそうで。
カブトムシとクワガタってともに夏に見るイメージなので、両方似たような味だと思ってたのですが、意外です。
現在、20億人が約1900種類の虫を食べているとのこと。
20億人も?1900種類も?既にメジャーな食材であることに驚きました。
アリストテレスも虫を食べていたそうで・・・・
虫ごはんのレシピも載っています。載っているんですが、現時点では正直作る気にはなれなかったです。
虫には申し訳ないんですが、見た目がちょっと、食べるのに難しそうで…
粉末になっていたら食べられるかも?と思っています。
虫グルメについて知識がない&虫が苦手な私や子どもはキャーキャー言いながらかなり楽しく読み進めることができました。
色々な本を読んで、大抵の本には知っていること知らないことが両方書いてありますが、この本に関しては、知らないことばかり書いてあった印象です。
最初から最後まで興奮して読める本って珍しいです。
虫のすべてというタイトル通り、とにかく盛りだくさんの内容でした
(ドキドキする写真がたくさんありますので、極度の虫嫌いさんにはおすすめできませんが)
虫が好きな人はもちろん、虫はそれほど好きじゃないという方なら異世界が楽しめる本ですので、おすすめです。
タイトル:ホントに食べる?世界をすくう虫のすべて
出版社 : 文研出版
発売日 : 2020/4/10
対象年齢:小学校中学年〜大人向け
サイズ : 25.7 x 21 cm 横長の本です。
ページ数:128ページ
ハードカバー