スーパーや輸入食品店で見かけるミルに入った岩塩やスパイス。
岩塩のミルから塩が出てこなくなったので処分することにしました。
まだ残っているように見えますが、
細かくなった塩が瓶の内側に付着していてこれ以上は取り出せません。
このタイプの使い捨てミルは岩塩が入っている部分はガラス、ミル部分はプラスチックでできています。
輸入元ウェブサイトを調べましたが、再利用を防ぐために外れない構造になっているそうです。
外せないのかぁ・・・。
このまま不燃物として処分するしかないのかなぁと思ったのですが、
せっかくなので分解してみることにしました。
用意するのはニッパーです。
しっかりしたプラスチックなのでこの素材が切れる鋭利なものを使いました。
よく観察すると、ミルの根本内側に4箇所プラスチックの突起があるので、ミルの隙間からニッパーの刃を差し込み、突起を狙って切り進めていくと外れます。
上部のくるくる回るパーツも一緒に外れるので、根元部分のプラスチックを狙って切りましょう。
瓶を洗ってシールを剥がし、リサイクルへ。
・・・と思ったのですが、剥がしにくいシールで、なかなかキレイになりません。
ミルの分解よりも、シールをキレイに剥がすのに時間がかかりました。
ちなみに、我が家にはまだこのタイプのミルが2本あります。
使い終わったらこのタイプのものはもう買わないです。
メーカーはユーザーが自社製品を使い終わった後の容器の処分についてもっと真剣に考えて欲しいです。
1.再利用できない構造にするならプラスチックパーツを外しやすく(破壊しやすく)する。
(外したらもうつけられない構造にする。)
2.シールはキレイに剥がせる糊を採用する。
シールの糊については変更が難しくないと思うので早急に改善して欲しいです。
メーカーの環境に対する姿勢が低いと消費者に選ばれなくなる確率は上がります。
少なくとも私は、今後は中身だけ購入して蓋が外せるプラスチックフリーのミルを使っていきたいです。