7月7日は七夕。
今年は去年一昨年ほど自粛と騒がれていないせいか、ショッピングモールや公共施設など、人の集まるところでは短冊に願いを書くスペースが設置されている場所を見かけます。
子どもは短冊を書くのが好きで、今年はもう3回ほど書いています。
私は飾ってある短冊を読むのが昔から好きでした。
きれいな飾りも、どうやって作ったんだろうと観察していました。
短冊の願いごとを読んで、知らない人の願いが見ると、小さい子の願いはかわいいなとか、ほっこりした気持ち、中学生くらいの願いと見ると、ああ、自分もそんな時代があったなとか、年齢問わず、すごく味のある字で書いてある短冊を見つけてはどんな人が書いたのだろうと想像したりします。
短冊の願いを見ていると、短冊に書く願いは大体3つに分類されます。
【自分のこと】
○○が欲しい △△になりたい □□ができるようになりたい
例:ゲームソフトが欲しい ラプンツェルになりたい 野球がうまくなりたい 100点を取りたい 志望校合格、彼女(彼氏)が欲しいなど
【家族のこと】
主に健康を願う内容
例:家族が健康で過ごせますように 家族が増えますように ○○の病気が治りますように
【仲間とのこと】
仲間とする何かで成果を上げる内容
例:吹奏楽コンクールで優勝したい 団体戦で優勝 バンドメジャーデビューなど
【社会、世界のこと】
特定の誰か、何かがどうなるということよりも、世の中がこうなってほしいという内容
例:世界平和 ウクライナ侵攻の早期収束 新型コロナウィルス撲滅など
今年はウクライナ侵攻に関する短冊を多く見ました。
織姫様、彦星様は天の川から地球の戦争や紛争をどのような気持ちで見ているでしょう。
幼いころ、若いころは自分のこと、少し成長する仲間のこと、大人になると家族のこと、社会、世界のことを書く割合が上がってきます。
願いは一つでなくても構わないのだから、短期的なもの、中長期的なものどちらもあるといいですね。
生きている環境は刻々と変わるので、願いを通じて、自分のこと、家族のこと、社会のことに関心を持ち続けることはとても大切なことです。
関心を持つことで行動につながり、結果的に願いが叶います。
そういえば、早くも今年の上半期が終わりました。
年始の豊富、願い事は叶いつつあるでしょうか。
上半期の振り返りと下半期への抱負を考えるのに短冊を活用しても良いですね。