子どもが遊んでいるラキュー。
一緒に遊んだことはありますか?
私は子どもとラキューをすることがありますが、適当に繋げていくだけでは、立体構造のものでも立方体をベースにした形しかできず、センスのなさにガッカリしていました。
保育園に曲面が美しいオリジナル作品を作る子がいます。
センスあるなぁと作品を見るとすごいなーという気持ちと、自分もできたらいいのに、と羨ましい気持ちになります。
どうやって作ってるの?と色々コツを教えてもらったのですが、彼のプロセスは、作りたいものを思い浮かべて、パーツごとに作って、組み上げるということらしいです。
その子のことは、1歳のころから見ていますが、ラキューだけでなく、アートのセンスが素晴らしい子なので、きっと普通の大人には見えない色々なものが見えているのだろうと思います。
ラキューのパーツは全部で7種類。
平面の2種類の基本パーツ、平面パーツをつなぐジョイントパーツで構成されています。
その他、スペシャルパーツが6種類あります。
これらを使うとあらゆるものが作れるので、我が家では室内遊びの一つの柱となっています。
今日は、大人のラキュー初心者が上達する方法について私なりに考えてみました。
【ラキュー上達方法】
第一段階:守(師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階)
レシピを覚えて、見なくても再現できるようになるまで練習する。
覚えが悪いですが、それでも練習を重ねるにつれ、手が動くようになってきます。
書籍も上達のヒントがたくさん載っています。
LaQ上達テクニック(ムック) http://sekaibunka.tameshiyo.me/9784418181438 ラキューオフィシャルチャンネルを見て学ぶ 公式サイトにも毎月新しいレシピが登場します。 書店やおもちゃ屋さんに置いてある製品カタログはレシピは載っていませんが持っていないシリーズを見よう見まねで作ることができます。
第二段階:破(他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階)
保育園の送り迎えの時間に子どもたちが作ったラキュー作品を観察するようにしています。
このジョイントの組み合わせでこういう表現ができるんだ~と学びになります。
ネットの作品もとても参考になります。
見ているだけでも楽しく、パーツを買い足しそうになってしまいます。
身の回りにあるモノをよく観察します。
この形状を再現するにはどうパーツを組み立てたら良いのか、頭でシュミレーションします。
第三段階:離(一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階)
第一段階、第二段階で習得したワザを自分の作りたい作品に応用する。
人に教える。
現在の私は、センスがないならせめて、練習で技術を上げていくしかないと思って、在宅勤務の昼休みにビギナー用レシピを試しています。
最初から自分が思った通りの立体曲面の作品はなかなか作れません。
子どものようにひらめきが降ってこないので、パーツがどのような役割をするのか、立体のプリミティブ形状(例えば球体)を作るにはどのパーツが必要なのかを知識として学び、だんだんと自分のオリジナル形状ができるように経験を積んでいます。
ラキューを自主的に学んで技術を習得していくと、普段子どもとラキューをするときもより楽しくなります。
子どもとの遊びを本気で楽しめる大人でいたいですし、ラキューのような組み立てて好きな形を作る遊びが得意なおばあちゃんになりたいです。
できたら・・・センスやヒラメキが少しでも増えたらうれしいな。