日曜日の夜はなぜ辛いのでしょう。
私の場合は、明日から仕事だからではなくて、土日のワンオペの疲れがピークに達しているから。
月曜日朝、土日登園していなくておうちモードな子どもたちの支度→保育園の預け入れが大抵うまくいかないから。
実際に過ごしてみると、日曜日自体より月曜日の朝が辛いです。
【月曜日の朝が憂鬱な理由】
子どもの機嫌が悪かった場合の起こす、着替える、ごはんのプロセスが辛い。
月曜日は意外と電車が混んでいる。
金曜夜~月曜朝までにちょっとしたトラブル案件がたまっているかもしれないという恐れ。
(起こっていないことを憂鬱に思うことはしない方がいいと分かってはいるけれど、脳の癖で最悪パターンをすぐシュミレーションしてしまいます)
日曜日夜の疲労は仕方ないとして、月曜日の負担を軽減することでサザエさん症候群を克服できるのでは?と思い、いろいろ試してみました。
一番効果があったのは、月曜日は固定で在宅勤務にするということです。
月曜日を在宅勤務で固定することで、私が微妙な業務だなと思っているけれど客先向けの書類にはまだ必要な、ハンコを書類に押すという業務を火曜日以降に回すことができます。
その他にも、形式的には必要だけれど、価値は高くないと判断する業務は月曜日は極力手を出さないようにします。
在宅勤務+価値が高くない仕事を避けることで日曜日のサザエさん症候群をかなり克服できています。
その他の工夫は以下の通りです。
①月曜日の朝食はコーンフレークやおにぎりにする。
子どもたちが食べなくても動じない。保育園で昼食を食べるから大丈夫とどーんと構える。
②月曜日、一人になったら、前日の日曜日にできなかった家事をする。
ヨーグルトや玄米ご飯など、処理は簡単だけれど完成までに時間がかる食品のセット
天気が良ければ洗車(きれいになるとすっきりします)
食洗器から食器を棚に戻します。
保育園に子どもを送った後、始業時間までの間、ここは一人になれる大切な時間です。
達成できずモヤっとしていた気持ちから解放されるので、どんどん進みます。
本来なら貴重な読書時間である通勤時間を使って、自分だけで作業する時間はとても貴重です。
読みたい本は火曜日以降の通勤時間の楽しみにしておきます。
③夕ごはんの下ごしらえをする。
野菜を切っておくだけでも夕方かなり助かります。
お迎えまでの10分、15分に材料をホットクックに入れて、スタートボタンを押してからお迎えに向かいます。
④食材配達の受け取り、日時指定の配送は月曜日にまとめておきます。
(我が家の場合、コープさんも月曜日に来ます。コープさんは受け取り時にいないと一週間大きな箱を玄関に保管する必要があるので、その場で受け取れるのは火曜日以降の玄関の広さにもかかわってきます。)
⑤昼ごはんは好きなものを食べる。
簡単なものでも良いし、普段子どもといると食べられない激辛タンタンメン、などを食べるのも良いです。
私の場合はお刺身、馬刺し、ウナギが好きなので、月曜日は一人平和に食材を堪能します。
⑥食欲のない昼休みにはプロジェクターでヨガをして体調を整えます。
子どもとヨガをすることもありますが、やっぱり集中できないので、一人でするヨガは格別です。
⑦疲れすぎて無理な昼休みはとにかく睡眠します。
15分-30分ほどベッドで眠ると頭がすっきりして前向きになれます。
午後も働くうちに、だんだん仕事モード?個としての自分が戻ってきて、時差のある同僚たちも仕事が始まり、コンタクトやミーティングが増えるので、気づいたら週末のワンオペの疲れも解消してきます。
一人の個としての大人に戻る時間を確保することで、夕方お迎え後の育児も良いものにすることができます。
在宅勤務ができて、曜日も選べる人は、サザエさん症候群解消のため、月曜日在宅勤務をお試しください。
私の周りには在宅勤務したいからと転職してきた方もいますので、現在在宅勤務できていないサザエさん症候群の方は、(個々の事情は異なるとは思いますが)転職も視野に入れると良いと思います。
月曜日が憂鬱ということは人生の七分の一が憂鬱ということなので、積極的に解決していきたいです。
単純計算ですが、80年(29,200日)のうちに月曜日は4,171日。
月曜日という日だけを見ると気づきませんが、数値化してみると、11年以上の年月を憂鬱だと思うのはとても勿体ないと気付きます。
曜日なんかに気分を左右されない人生にしていきたいです。