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女の子が指揮をしている表紙に惹かれて、子どもが選んだ絵本です。
お腹が痛くなってから治るまでの過程を分かりやすく教えてくれます。
おなかの音がいろいろな音でリズミカルに表現されているところが気に入ったようです。
オーケストラに見立てた表紙のように、体調によっておなかの調子によって鳴る音も異なるそうで、おなかから奏でられるいろいろな音を楽器に見立てたのがこの絵本の面白いところです。
手を洗うことの大切さも書かれていて、保育園の先生や私が言っていることが本当なんだー!と確信したようです。この本のおかげか、家に帰ってからまず手洗いをするという習慣が定着したと思います。コロナだけでなくあらゆるウィルスの感染対策として手洗いは有効なので、この本には感謝しています。
下痢をした時にお尻がヒリヒリするのは、普段は出てこない消化液がうんちの中に出てきてお尻がかぶれるからということで、大人の私もとても勉強になりました。
巻末のおうちの方や先生方へ のページで、心配のない下痢と心配な下痢の区別の方法、下痢とはなぜ起こるのか、どのように家でホームケアをしたらいいか、下痢にならないようにしたらいいかなどが書かれていて、とても参考になりました。
タイトル:どうして おなかは なるのかな?
発 行 2001年10月31日 第1刷発行
著者:牧田栄子さん
画家:夏目洋一郎さん
発行者: 岩崎弘明さん
発行所: 岩崎書店