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火のないところに煙は立たないって言うし。
これは、噂で真偽がわからない時によく使われる言葉。
古今東西人が集まれば噂が発生する。
SNSサイトやマスメディア、事実がどうかはともかく、エンタメ、暇つぶしとして楽しんでいる層も存在している。
火のないところに煙は立たない。
確かに火のないところに煙は立ちにくいのだけれど、煙が立ったときに誰が火をつけたのかを確認する人は少ない。
忙しいし、努力もできないし、調べる手段もないし…面倒くさいし、そもそもそこまで興味ないし。
ネットで調べても虚偽の情報の渦の中から真実を見つけ出すのは至難の業で、真実はネットに載っていないことも多い。
流されるまま、何となくイメージで判断して物事を語ったり行動する。
噂の一人歩きで大衆が正しくない判断をしてしまう。
一人一人の努力の放棄が時に取り返しのつかない結果を生み出してしまう。
2番目の悪者は、そんなお話。
当事者意識のなさ、無責任さ。
表紙の、考えない、行動しないという罪という言葉に惹きつけられます。
そう、考えないこと、行動しないことは罪なのです。
あなたは罪を犯していませんか?
私は罪を犯していないだろうか。
例えばSNSで煙や火の粉が見えている話題、誹謗中傷に何かできるだろうか?
杓子定規な回答としては、一次情報を調べることが挙げられます。
何もできないなら、せめて、「考えてから」拡散しない、反応しない努力を。
自分の脳が何に反応しているのを観察し、自分の思考パターンを知ること。
大きな噂、小さな噂、本当か分からないもの。
日々情報は錯綜するけれど、身近で起こっている問題…例えばクラス内のいじめやトラブルは一次情報を調べることができるんじゃないかな。
あなた、見てましたよね。
行動しない罪を犯さないで。