ハロウィンが終わると、ブラックフライデー、楽天スーパーセールなどが始まり、通販でモノを購入することが増えます。
楽天でモノを買うと各店舗が梱包して送ってくれるので、いろいろな段ボール、段ボールを留めるテープが使われています。
我が家では、布テープや養生テープが貼られた段ボールの場合、段ボールとテープを分離してから資源回収に出しています。
段ボールからテープを引きはがすのが手間で、通販利用時のプチストレスでした。
段ボールを留めているテープには様々な素材が使われており、大きく分けると一般的な通信販売の梱包には、2種類のテープが使われています。
1.養生テープ 一般的にポリエチレンで作られたテープ
2.粘着テープ 基材に粘着剤を貼ったテープ
一口で粘着テープといっても、その種類は紙 、 布 、 フィルムなどに粘着剤を塗ってあるもので分類されます。
日本粘着テープ工業会では、粘着テープを 紙粘着テープ 類、 布粘着テープ 類、 フィルム粘着テープ 類、特殊粘着テープ類(その他と思われる)の4種類に分類しています。
今回、Amazonから受け取った荷物がすごく開けやすく、また分類も不要で楽だなーと思ったので、段ボールに使われるテープについて少し考えてみました。
受け取った荷物はこちら。
段ボールを留めているテープは、紙でできていて、幅が広めです。
amazonの広告にもなっているため、amazon側のメリットも十分にあります。
書いてあったメッセージは
お得をずっと、
笑顔をもっと、
安く商品を提供することで、消費者の笑顔を増やす。ということでしょうか。
今回の紙テープの使用色は2色。温かみのあるオレンジと段ボールと同じ色の茶色です。
【紙テープを使用することによるアマゾン側のメリット】
1.消費者に、紙テープだと環境にやさしそうというイメージでブランド価値を強化できます。
2.消費者が開梱後に段ボールを片づけやすく、似たような商品ならアマゾンで、と購買意欲を高めることができます。
(少なくとも私は、amazonに対するイメージが上がりました。)
3.自社のメッセージをテープに印刷することで、顧客との接点を増やすことができます。
【 紙テープを使用することによるアマゾン側のデメリット 】
デメリットが特に思いつかなかったのですが、自社用の紙テープよりも一般的なテープのほうが安価?
amazonほど大きい通販会社ならテープを使い切るのも問題なさそうですし、ブランド価値の強化に役立っているのでデメリットとは言えなそうです・・・。
【 紙テープを使用することによる 消費者側のメリット】
1テープ部分も紙でできているので、段ボールカッターをテープで切ればあとは資源回収できる状況になります。
【 紙テープを使用することによる消費者側のデメリット 】
特に思いつかず。どなたか、デメリットがあれば教えていただきたいです。
今回の梱包、紙テープの貼り方も、1枚しか貼っていない状態で十分梱包として問題なかったです。
日本の通販会社さんは丁寧なので、真ん中のテープをした後に、側面もテープを貼っていますが、ある程度の幅のテープを使えば、真ん中のテープだけで問題ないということが今回到着した段ボールを見て実感しました。
3カ所貼る工程が1カ所になるなら、梱包する方の負担減にもなるので、検討する余地は十分にあります。
今後、通販会社が自社ブランド強化のため、幅広で自社メッセージの入った紙テープが増えていくと思います。