我が家では一週間に500グラムほどプラスチックを排出しています。
2ヶ月ほど計測を続け、最小432グラム/週-最大640グラム/週でした。

我が家での容器包装で一番数が多いのは納豆のパックでした。
納豆の内容量は、昔は50gがメインでしたが、35gや40gのものも増えています。
その結果、1食で2パックはぺろりと食べてしまい、1日だと家族で3〜6パックほど食べています。
容器包装の量を調べるついでに、納豆の容器包装が何でできているのか子どもと一緒に調べてみました。
パーツ | 素材 |
外装フィルム(パックを束ねるシート) | PP(ポリプロピレン) |
トレイ(納豆の容器) | PS (ポリスチレン) |
タレ袋 | PE(ポリエチレン)、PA(ポリアミド) |
カラシの袋 | PE(ポリエチレン)、PET(ポリエチレンテフタレート) |
納豆の上のシート | PE(ポリエチレン) |
我が家で食べている納豆の容器包装は、5種類のパーツでできていて、様々な種類のプラスチックが使われていることが分かりました。
35-50グラムの納豆を食べるためにこれだけの種類のプラスチック包装が使われている事実。
納豆は体には良いけれど環境には良くないと感じてしまいました。
これらは納豆を食べてしまえば、当然ゴミになります。
納豆の1パックの量が少ないと感じる一方で、納豆のたれは私には量が多く、1袋のタレを3パックの納豆に使ってる状況です。
タレも徐々に溜まりますし、子どもはカラシを使わないのでタレよりも早いスピードで溜まります。
タレやからしがついていない納豆も試してみましたが、納豆自体の味は某メーカーのたれやからしがついているものの方がおいしいと感じ、切替えは断念しました。
環境に負荷がかかる現在の状況は気になるけれど、納豆を食べることを諦めたくない。
紆余曲折を経て、我が家では、納豆を自家製に切り替えることで、容器包装を削減することにしました。
納豆を作るのに必要なのはいたってシンプルな材料です。
大豆
納豆菌
24時間一定温度で温めることができる機能(ヨーグルトメーカーがお手軽)
我が家の場合納豆を食べる頻度が高いので、納豆を家で作ることが家から出る容器包装を減らすのに効果的でした。
ていねいな暮らしに憧れはなく、すべてを手作りなんてするつもりもないのですが、よく食べるもので製造工程が難しくないものは作ってみてもいいかなと思っています。
ヨーグルトや甘酒を作るのに使っていたヨーグルトメーカーも、納豆製造という新たなる用途が見つかり、使用頻度が上がりました。
家電の使用頻度を上げると、家電の新たな能力、魅力に気づけるのでそれも楽しいです。