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「山の上に貝がらがあるのはなぜ?」
この問いの答えを大抵の大人は習って知っている、もしくは予測できると思いますが、子どもにとっては不思議なことで、タイトルが秀逸だと感じました。
私がこの答えを知ったのは小学校の頃、学研の記事だったと思います。
地層が好きな子どもだったので、山の上に貝があると知って衝撃をうけたことを今も覚えています。
地層が積み重なっていくのは想像できても、それがぶつかり合って隆起することや、そもそも大陸が移動しているだなんて、本当に驚き、わくわくしたものです。
8500万年前に〇〇が起こった!といわれても子どもは分かりません。
子どもの中で認識している最大の数は上の子は10年、下の子は1週間くらいなものです。
8500万年前はあまりに昔すぎて私も数字としてしか想像できないです。
地球の歴史についての絵本が私も子どもも好きなので、これからも繰り返し絵本を通じて伝えていきたいです。
地球に関して、今分かっている最新の情報を常にアップデートしたい。
地球の歴史の中で人間誕生したのがいかに最近のことかを知った上で、何年か後に、授業でも世界史や日本史を学んでいくことで、人間の歴史という短いスパンのものと地球の歴史という長いスパンのもののバランスをとっていけたらと思っています。
タイトル:山の上に貝がらがあるのはなぜ? はじめての地質学
著者:アレックス・ノゲスさん
イラスト:ミレン・アシアイン=ロラさん
翻訳: 宇野 和美さん
出版社 : 岩崎書店
発売日 : 2021/12/16